丸わかり! ユニクロ「ウルトラライトダウン」が消費者の手元に届くまでの"複雑なサプライチェーン"

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品質をチェックし、運ぶ

製品が完成すると、丁寧な品質チェックが行われます。色ムラや縫製ミスなどがないか、一点一点、厳しく検査されます。

検査に合格した製品は、中国やベトナムなどの大型倉庫に集められ、船や飛行機を使って世界各地のユニクロ倉庫や店舗へ運ばれていきます。

良い製品を「効率良く無駄なく」消費者に届ける

店頭に並べる

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店頭に並ぶまでの過程では、AIを使った需要予測が活用されています。

「どの店にどれだけの商品を送るか」を的確に判断することで、必要なときに必要な商品が店頭に並ぶように工夫されています。

さらに、「RFID」という技術で商品1つひとつにタグをつけることで、店舗でのレジ業務の効率化を図るとともに、リアルタイムでの在庫把握、管理に向けた活動を推進しています。

このようにユニクロのウルトラライトダウンは、世界規模での協力と高度な管理システムによってつくられています。

「サプライチェーン」とは、良い製品を、効率良く無駄なく消費者に届けるための仕組みなのです。

樫山 峰久 ヤマトタケルマネジメント代表、グローバルビジネススペシャリスト・サプライチェーン戦略家、米国公認会計士(ワシントン州)

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かしやま たかひさ / Takahisa Kashiyama

上智大学にてSCMの基礎を学んだ後、東京工業大学大学院CUMOTストラテジックSCMコース(現JILS主催)の第1期生として修了。さらに早稲田大学大学院商学研究科にてグローバルSCMと国際ビジネス戦略を研究し、優秀な成績を収める。コンサルティングファーム(旧CGE&Y)では日本代表として欧州キャップジェミニ・ユニバーシティに派遣され、世界のSCM専門家と議論を交わし実務理論を磨く。その後、香港系グローバル3PLであるOOCLロジスティクスの日本統括COO(取締役)として赤字企業を短期間で黒字化するなど、約15年にわたり経営の最前線で指揮を執る。製造小売、船会社系3PL、運輸大手のグローバル戦略部門など、多様な立場で現場から経営までサプライチェーン全体に携わり、実務と理論の双方に精通する。現職のヤマト運輸株式会社では、グローバル事業・東南アジア地域営業統括として、シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシアにおけるグローバル事業の開発を担当。30年近い国内外の経験を通じて、グローバル物流の「本質」と「未来」を体系化することをライフワークとし、その成果をまとめたのが本書。著書に『業界別 物流管理とSCMの実践』(ミネルヴァ書房)、『企業の戦略実現力』(日本評論社)がある(ともに共著)。

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