驚いた!知らなかった 日本国境の新事実 山田吉彦著
世界第6位の領海と排他的経済水域を持つ日本が領有権をめぐって争ってきた海と島の歴史を、地政学的観点から解説する。
日本の国境は、すべてが海の上にある。そのため日本人はあまり国境を意識せずに暮らしているが、このところ、中国との尖閣諸島問題、韓国との竹島問題、ロシアとの北方領土問題などで、国境を意識する機会が多い。それは、こうした国々が領有問題で変わりかねない日本の排他的経済水域の海底資源や漁業資源に注目しているからだ。
日本の領土交渉では、この点を念頭に各国と交渉する必要があると、海洋問題の研究者である著者は強調しつつ、海の利用から隣国との関係改善の糸口を探る。
じっぴコンパクト新書 800円
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