年500以上も"実食レビュー"してるのに「スリムな体型をキープ」 フードライターの彼女が「絶対に太らない理由」がなかなか切実だった

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とはいえ、私は運動大嫌い女だ。運動部に入ったことはないし、ジムは5回以上入会しては辞めている。有酸素運動も嫌、スポーツも嫌……そんな私が唯一続いているのが、ピラティスだ。

ピラティスはストレッチの延長線上だから嫌な感じがない。ピラティスの中で自然に筋トレされるため、筋肉痛がむしろ心地いい。

運動嫌いの私でも、ピラティスだけは続けることができている(写真:筆者提供)

運動が苦手ならヨガも◎。忙しい人はホットヨガより“普通のヨガ”がいい。汗だくにならずシャワーも不要なので、前後の拘束時間が少ない。

また、必ずしもジムに通う必要もない。私自身、区民会館で開催されているヨガレッスンに通っている。価格も良心的だ。

左が大豆麺で、右が玄米麺(写真:筆者提供)

運動も大切だけど、もっと大切なのは食事。私は“小麦粉はご褒美”と決めており、日常的には取りすぎないようにしている。栄養の観点では、何の意味もないと思っているからだ。小麦粉は炭水化物(C)が圧倒的に多く、次いでタンパク質(P)、脂質(F)が少量という特徴がある。さらに、糖質が主成分のため血糖値を上げやすい。

とはいえ、痩せたいからといって、無理して鶏胸肉とブロッコリーばっかり食べたり、炭水化物をひたすら抜いて我慢するのは身体に悪い。必要なのは、“我慢”するのではなく工夫することだ。麺類を食べたいときは、ラーメンなら玄米麺、パスタなら大豆麺を選ぶ。仕事でパンやケーキを食べることが多いので、そういうときは思う存分楽しむ。

自炊は、おいしいものを簡単に作れるクックパッドの有料会員になれば、レベルの高いレシピにすぐにありつける。つくれぽ1000以上のレシピから、タンパク質多めのものをチョイスすることをおすすめする。

父の介護をきっかけに「健康寿命」が最優先に

大好きなフードライターの仕事をしながらも、健康寿命を延ばす……それが私のテーマだ(写真:筆者提供)

20代前半の頃は、よりスリムになってみたくて断食をしたこともあった。でも今は、モチベーションがまったく違う。“太りたくない”はもちろんだけれど、それよりも最優先にあるのは「健康寿命を延ばすこと」。いくら長生きができても、カラダが不自由で介護が必要な状態では幸せではないから。

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