“アコーディア問題”を、最大ライバルのPGM社長に直撃。コンプラ問題は、統合の行方は、太平洋クラブ問題は……キーマンが激白

“アコーディア問題”を、最大ライバルのPGM社長に直撃。コンプラ問題は、統合の行方は、太平洋クラブ問題は……キーマンが激白

専務による社長のコンプライアンス問題告発(4月17日)以来、お家騒動に揺れるゴルフ場運営最大手のアコーディア・ゴルフ。突然のコンプライアンス問題発覚の裏には、その最大のライバルであるPGMホールディングスによる経営統合計画があった、とアコーディア側は4月27日、プレスリリースで“暴露”した。

アコーディアのコンプライアンス問題は、その経営権をめぐる争いに発展。4月26日には、コンプライアンス問題発覚のきっかけとなる情報提供を行った大株主オリンピア(アコーディア発行済み株式の1.8%保有)が主導する「株主委員会」がアコーディアの新役員候補を株主提案。対するアコーディア側は5月21日、社外取締役らによる「指名委員会」が、6月末の株主総会に向けての新役員候補を指名する。

実はオリンピアはパチスロ・パチンコ機器大手である平和の100%子会社。その平和が昨年12月、ローンスターから買収して子会社化したのがPGMホールディングス(PGM)。東洋経済では今回、“アコーディア問題”をめぐるキーマンの1人とも目される、PGMの神田有宏社長を単独インタビューで直撃した。神田社長はアコーディアの大株主だったゴールドマン・サックス(GS)出身。2002年2月~11年5月にはアコーディア取締役を務め、今年1月、ライバル会社のPGM社長に就任し、話題を呼んだ。

--神田社長はもともと両社は統合すべきと考え、統合に向けての行動も起こしています。なぜアコーディアとPGMは統合したほうがいいですか。

上場も同じような時期(PGMは05年12月、アコーディア06年11月)でビジネスモデルも一緒。が、資本市場からみると両社とも規模は中途半端。GS、ローンスターがゴルフ場再生ビジネスを始める前は、ゴルフ場運営会社は最大手でも30コース程度の保有だったが、今は両社とも100コースを超えている(アコーディアはGS、PGMはローンスターが、それぞれ買収したゴルフ場の運営会社として設立)。ただ業界全体の国内2400コースからみれば、リーダーとはいえない。

私がGS時代にゴルフ場ビジネスに携わってから、顧客単価はひたすら下がっている。典型的な内需・デフレ銘柄だ。資本効率を考えても、統合したほうが株主・債権者・メンバー・ゴルファーなどすべてのステークホルダーにメリットがある。(統合は)ゴルファー目線がないとも言われるが、統合してスケールメリットが出ればユーザーであるゴルファーにも還元できる。

--実際に、両社の経営統合に向けて、これまで動いたことは?

GSやローンスターがイグジット(保有株を売却)するときに、模索しました、と言っておきます。

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