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【都内の狭小住宅で暮らすやや貧乏な夫婦の日常】 "断捨離狂い"だった妻が12畳→6畳1K・25㎡新居に引越してやっと気づけた"残すべきアイテム"

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掃除の道具も同じです。日常の軽い汚れなら専用洗剤は必要ない。でも、使えば格段に効率良く、家を美しくできる。「モノを増やすことは悪」という考えを手放したことで、家事のストレスも少し減りました。

「柔軟剤は使って当たり前」「入浴剤は入れて当然」「場所に合わせて専用を使い分けるのが常識」というような、思い込みはなくてもいいけれど、少なすぎることにこだわるのは「なんか違うぞ」と気づいたのです。

好きなら生活必需品じゃなくても持っていていい

炭酸入浴剤は、ホームセンターのPB品を愛用中。1個あたり約20円と人気ブランドの半額程度で購入できる。使わなくても問題ないけど、使うとバスタイムがハッピーに(筆者撮影)

快適な暮らしを得るためにモノを減らしていたはずが、気がつけば減らすことばかりに執着していました。「手段」が「目的」にすり替わっていたのです。限られたスペースでは、収納に見合った物量を維持することが大切ですし、残された空間をどう使うかは重要です。

制約があるなかで「なくても困らないもの」でも、自分たちの暮らしを豊かにしてくれるものを取捨選択する。「あるとちょっと幸せ」なアイテムをあえて残す。それが、私たちにとっての「ちょうどいい」です。暮らしにおいて本当に必要なのは、モノの少なさではなく、心の軽やかさなのだと、改めて感じます。

「家が狭いのに不必要なモノが多すぎる」というご意見をいただくこともありますが、暮らしに不便が出ない、収納に収まる量なら、所持品は自分で選べばいいはず。なるべく少なく、必要以上に増やさない。だけど、好きなら生活必需品じゃなくても持っていていい。それこそが、私の考える「ちょうどいい」です。

これからも「今の自分にとって何が必要か」、自分たちの生活に向き合いながら、日々の暮らしを更新していければと思うのです。

【あわせて読みたい】都内25㎡に圧倒的コスパで引越した夫婦の節約術では、引っ越し代をわずか3万円に抑えたコストカット法やすぐにでも真似したくなる断捨離法を、ブロガーの大木奈ハル子さんが詳細に解説しています。

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