「こんなに頑張っているのに変われない…」→そう悩む人に知ってほしい《無意識》に関する知識とは

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こうして、無意識は現実になる
私たちは無意識の設定どおりに世界を見て、反応し、行動している(写真:Fast&Slow/PIXTA)
どれだけ努力しても結果が変わらない。気づけば同じパターンの失敗や人間関係を繰り返してしまう。その背景には、自分でも気づかない“無意識の設定”が影響しているかもしれない。人の行動や現実は、無意識→感情→行動→現実という流れで生まれる。
※本稿は『こうして、無意識は現実になる』より一部抜粋・編集したものです。

なぜ、現実は思ったように変わらないのか?

無意識が現実をつくっている――。

そう言われても、日常の実感として腑に落ちない人は多いだろう。

仕事をしなければ収入は得られないし、移動しなければ旅行にも行けない。相手に想いを伝えなければ、良い関係は築けない。こうした行動と結果の因果関係に慣れていると、無意識が現実に影響していると言われても、どこか非現実的に聞こえる。

まして「考えただけで理想が叶うなら、なぜ自分はこんなに大変なのだろう」と感じても不思議ではない。

しかし実際には、私たちは無意識の設定どおりに世界を見て、反応し、行動している

「豊かに生きたい」と思う無意識があるから働く。「新しい体験がしたい」という無意識があるから旅に出る。「良い関係を築きたい」という無意識があるから、相手に優しくする。

次ページ「無意識」→「感情」→「行動」→「現実」
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