目黒蓮も出演へ!ディズニー《「SHOGUN 将軍」シーズン2》に透ける"覇権掌握への成算" 独自コンテンツ制作でディズニーはNetflixに勝てるか?
ウォルト・ディズニー・カンパニー・アジア・パシフィックがディズニープラス独自のコンテンツ制作を開始して5年が経ちました。現在そのラインナップ数は155本以上に上ります。
11月13日には、香港ディズニーランド・リゾートで2026年に向けた新作群が発表され、今後の独自コンテンツ拡大の姿勢が明確に打ち出されました。
一方、アジア全体の動画配信市場を見渡すと、主導権を握っているのは依然としてNetflixです。ローカルからグローバルへという潮流をどう取り込むのか。ディズニーがその突破口として手にしつつあるのが、『SHOGUN 将軍』が示した“日本の題材を届ける力”です。
新作発表の中心を担った『SHOGUN 将軍』シーズン2
香港で行われたイベント「ディズニープラス・オリジナル・プレビュー 2025」では、『SHOGUN 将軍』シーズン2に関する最新情報がまとめて発表されました。
アメリカのテレビ界の“アカデミー賞”ともいわれる第76回エミー賞で、史上最多18部門を制したシーズン1の評価に安住することなく、続編では時間軸を約10年後へと移すという大胆な決断がまず目にとまります。
関ヶ原の戦い前夜が描かれたシーズン1に対し、シーズン2では徳川体制が形成されつつも不安定さを残す時期に焦点を当て、ドラマ全体のスケールが一段と広がっていきそうです。
2026年1月からカナダ・バンクーバーでシーズン2の撮影が開始される予定で、主演の真田広之は虎永役を続投するだけでなく、エグゼクティブ・プロデューサーに昇格したことが明かされています。
新キャストには水川あさみと窪田正孝が名を連ね、結婚後、夫婦初共演という話題性の妙が早くも注目を集めています。さらにSnow Manの目黒蓮の出演も発表され、キャスト構成の幅が広がっています。
二階堂ふみ、コズモ・ジャーヴィスといった物語の中核を担う顔ぶれはそのまま残ります。とりわけ、二階堂ふみが演じる“淀君”がモチーフとされる“落葉の方”は、現地で発表されたキービジュアルから推測するに、シーズン1でアンナ・サワイが演じた鞠子とは異なる軸で物語を動かしていく役どころになるのかもしれません。



















無料会員登録はこちら
ログインはこちら