コツはとっても簡単! コンサル出身者が「パワーポイントの資料作成」で"決してやらないこと"

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■ワンスライド・ワンメッセージのスライドを実際につくってみよう

P139
(画像:『コンサル一年目が学ぶこと』)
①根拠部分

基本的には、客観的なデータを示します。統計だったり、アンケート結果だったり。数字を基本にして、誰もが納得できるデータを使うのがいちばん説得力があります。

データは、主張に合わせて加工します。グラフや表にするのが一般的で、主張に関連する部分がわかるように強調したり、色を工夫して見やすくします。

また、統計・アンケート結果といったもの以外でも、主張したい内容の根拠になればよいので、「ヒアリングのコメント」「引用」「図解」「現場写真」 といったものでもかまいません。ひとつの主張につながるのであれば、1枚のスライドの中に根拠となるグラフを並べて2つ引用してもかまいませんが、2つまで。それ以上は見づらくなります。

根拠と解釈・主張部分はセット

②解釈・主張部分

グラフや表から、何をどう読み取り、何を主張するかを、明快に書きます。事例では、「ものづくり大国という前提を疑うべき」というメッセージを明確にしています。

根拠と解釈・主張部分はセットです。1対1で対応していることが大切です。

たまに、グラフや表をたくさん貼り付けただけで、そこから何を読み取るべきなのかが示されていないスライドがあります(解釈・主張がない)が、それでは聞き手はどう理解してよいのかわかりません。

また、ひとつのグラフから、たくさんの言いたいことを主張して、こうも言えるし、ああも言える、と言っているグラフがあります(根拠ひとつにつき、主張が複数)が、言いたいことが複数あるなら、何枚かに分けるのが基本です。

③タイトル

タイトルは、あまり重要ではありません。見出し程度のものをつけておけば十分です。

④出所

信頼性のある資料とするために出所は必須です。自社データの場合も記します。

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大石 哲之 作家・コンサルタント

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おおいし てつゆき / Tetsuyuki Oishi

1975年生まれ。慶應義塾大学卒業後、外資系コンサルティングファーム、インターネットスタートアップ・エグゼクティブサーチファームの創業などを経て、現在は海外に拠点を移し、投資家としてプライベートな活動を行っている。著書に『3分でわかるロジカル・シンキングの基本』(日本実業出版社)、『過去問で鍛える地頭力』(東洋経済新報社)など20冊以上。

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