「アイデアの創出」や「離職率の低下」にも一役…【たかがお菓子】がビジネスに与える"侮れない効果"

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近年、お菓子を戦略的に取り入れる企業が増えているという(写真:y.uemura/PIXTA)
失敗の許されない大きな商談の場では、気がつかないうちに張り詰めた空気に飲まれてしまうなんてことがありますが、フードコーディネーターの宮本二美代氏によれば、実はそんな場面で有効なのが「一粒の甘いお菓子」の存在なのだといいます。
そこで本稿では、会話の糸口を生むだけでなく、相手との心理的距離を縮めてくれる「お菓子」のビジネスシーンにおける意外な効能について、宮本氏の著書『教養としてのお菓子: ビジネス、マナー、手土産、社交の場に必須。世界のエリートも身に付けている。』から、一部を抜粋・編集してお届けします。

ビジネスの場にもたらす「リラックス効果」

職場やビジネスシーンでは、緊張感のある場面が多くあります。会議、商談、プレゼンなどでは、ともすれば空気が張り詰めてしまい、本来の力を出し切れないことも。

そこで登場するのが"お菓子"。

特に甘いものは脳にブドウ糖を供給し、セロトニンやドーパミンといった「幸せホルモン」の分泌を促すため、心身をリラックスさせる効果があります。

■会議の冒頭や途中でお菓子を提供すると、和やかな雰囲気になり、発言が活発化。

■緊張する初対面の商談でも、あらかじめお茶菓子を用意しておくことで、心理的な壁を取り払う効果があります。

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