【1回の充電で734km走行可能、広々とした荷室も魅力のツーリングワゴン】アウディの新型BEV「A6アバントe-tron」に見る電動化の解答

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なお、購入価格を抑えることができる補助金については、A6 e-tronシリーズの場合、全タイプが国の「クリーンエネルギー自動車導入促進(CEV)補助金」の対象車。また、地方自治体の補助金も利用できる場合がある。

たとえば、2025年度内に個人でA6 Avant e-tron performanceを購入する場合、国のCEV補助金は52万8000円。また、オーナーが東京都在住であれば、令和7年度ZEV車両購入補助金を利用でき、補助金額は別途32万円をプラス。合計で84万8000円の補助金を使えることになる。

さらに東京都では、購入者が再生可能エネルギーや充放電設備などを導入すれば、補助金が上乗せとなるケースもある。また、自動車税に対する「グリーン化特例」や「環境性能割」、自動車重量税に対する「エコカー減税」の税制措置などもあるため、これらを利用すれば購入費や車検時などの維持費を低減することが可能だ。

新型A6 e-tronシリーズの今後

A6アバントe-tronの走行シーン
A6アバントe-tronの走行シーン(写真:三木 宏章)
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日本市場では、まだまだ苦戦中のBEV。そんななか、A6アバントe-tronは、ツーリングワゴンならではの特性を持つことが一番の魅力だ。とくに、都会から郊外まで幅広いシーンにマッチするスタイルや広い荷室などは、日常の足からキャンプなどアウトドアのレジャーまで幅広く対応。しかも、734kmもの一充電走行距離を実現し、BEVでも十分に長距離移動を楽しめる。

国内では、減少傾向であるツーリングワゴンながら、一定の愛好家はいるだけに、そうしたユーザーなどが、このモデルに対し、どのような反応を示すのかが注目だ。

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平塚 直樹 ライター&エディター

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ひらつか なおき / Naoki Hiratsuka

1965年、福岡県生まれ。福岡大学法学部卒業。自動車系出版社3社を渡り歩き、バイク、自動車、バス釣りなどの専門雑誌やウェブメディアの編集者を経てフリーランスに。生粋の文系ながら、近年は自動運転や自動車部品、ITなど、テクノロジー分野の取材・執筆にも挑戦。ほかにも、キャンピングカーや福祉車両など、4輪・2輪の幅広い分野の記事を手掛ける。知らない事も「聞けば分かる」の精神で、一般人目線の「分かりやすい文章」を信条に日々奮闘中。バイクと猫好き。

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