【1回の充電で734km走行可能、広々とした荷室も魅力のツーリングワゴン】アウディの新型BEV「A6アバントe-tron」に見る電動化の解答

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A6アバントe-tronのラゲージスペース
A6アバントe-tronのラゲージスペース(写真:三木 宏章)

ちなみにリアシートは4:2:4分割式で、背もたれの中央部だけや、左右どちらかを倒すなど、荷物の形状や量に応じた多様なアレンジを可能とする。操作は、シートの背もたれ上部にあるレバーを室内側から引けば簡単にできる。荷室の左右壁部分にあるレバーでもリアシート背もたれの操作が可能で、大きな荷物を抱えて車体後方まで運んだ際など、そのままリアゲートを開けて背もたれを倒せる。リアドア側にまわって操作する手間が省けるため、便利な機能だといえよう。

なお、荷室はほかにも、フロントボンネット下にもトランクを装備。エンジンのないBEVモデルならではの設定だ。容量は27Lを確保し、さまざまな荷物の積載に便利だ。

価格&オプション

後席をすべて倒した状態のラゲージスペース
後席をすべて倒した状態のラゲージスペース(写真:三木 宏章)

A6アバントe-tronの価格(税込み)は、今回試乗したスタンダードの「A6 Avant e-tron performance」が1012万円。なお、試乗車には、前述のとおり、スマートパノラマルーフやアダプティブ・エアサスペンション、ARヘッドアップディスプレイなどのオプションが搭載されており、オプションの合計価格(税込み)256万円を加えると、合計価格(税込み)は1268万円となる。

ちなみに、A6 e-tronシリーズに属する他タイプの価格(税込み)は、アバントのスポーツグレード「S6 Avant e-tron」が1471万円。スポーツバックの場合、スタンダードの「A6 Sportback e-tron  performance」が981万円で、846kmの一充電走行距離を実現するレンジパッケージ装着車が1045万円。スポーツグレードの「S6 Sportback e-tron」は1440万円だ。

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