プレリュードには、ほかにも、センターモニターにGoogleを搭載した「9インチHonda CONNECTディスプレー」を採用。スマートフォンで使い慣れた「Googleマップ」をはじめ、お気に入りのアプリをクルマへ簡単にダウンロードできる「Googleプレイ」も備える。また、「Googleアシスタント」も採用し、マップや音楽、ポッドキャストなどの各種アプリはもちろん、エアコンの温度設定などを音声で操作できる機能も有している。
なお、プレリュードの燃料消費率はWLTCモード値23.6km/L。スポーツモデルとしてはかなり燃費性能が高いといえる。また、ホンダのテストによれば、S+シフトを使っても、燃費の落ち込みはわずか2%程度で、ほぼ変わらないとのこと。さらに、燃料はスポーツモデルに多いハイオクガソリンではなくレギュラー。一時期ほどではないが、まだまだガソリン代が高い昨今では、ランニングコストを比較的抑えられるのもうれしい点だ。
プレリュードの販売状況
ホンダによれば、2025年9月5日の発売から約1カ月後となる10月6日時点で約2400台。月間の販売計画300台の約8倍を記録しているという。価格(税込み)は617万9800円だから、国産車としてはかなり高価な部類に入る。それでも、売り上げ好調なのは、名車プレリュードの後継という高いブランド力も影響しているのだろう。1980年代に青春時代を送った50代や60代など、このモデルのメインターゲットといえるシニア層の反応がよかったことがうかがえる。



















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