最新がん予防策、「ハーバード式スープ」とは

コンビニ飯なら「条件を絞って」選んでみよう

「スープ」という調理法を推すのには理由があります。水から加熱調理すると野菜の切断面からファイトケミカルが溶け出すので、汁まで飲むスープであればムダなく摂取することができます。そして具として野菜を食べることで、食物繊維もしっかりいただけるのです。

キャベツ、タマネギ、ニンジン、カボチャの4つが選ばれた理由は、様々な野菜の組み合わせを試した結果いちばん食味がよかったことと、年間を通して手に入りやすいこと。ただ、ほかの野菜にもファイトケミカルは入っているので、好みや補いたい栄養素に応じて、皆さんでアレンジしてみてください。

風邪予防に効果的なビタミンCは、葉もの野菜なら(多少の含有量の差こそあれ)ほぼ含まれています。キャベツやタマネギの代用としては、レタス、チンゲン菜、サツマイモ、ジャガイモなどがいいでしょう。

粘膜の健康維持、夜間の視力維持などの助けになるビタミンA(野菜ではβカロテン)は、ニンジン、カボチャに含まれます。ほかの野菜なら、トマト、パプリカ、緑黄色野菜で代用できるでしょう。

体内の脂質の酸化を防ぎ体を守るビタミンEは、ニンジン、カボチャなどに含まれています。これらの代役としては、パプリカ、赤ピーマン、ほうれん草あたりが適切です。

コンビニで探すなら、条件を絞ろう

キャベツ、タマネギ、ニンジン、カボチャが必須!と考えてしまうと、見つけるのが難しくなってしまいますので、「野菜をカットして加熱調理してあること」「ファイトケミカルとビタミンA・C・Eが溶け出ていること」の最低条件に絞って探してみましょう。

〈みわ子流、ファイトケミカルを摂れるコンビニ飯!〉
●クラムチャウダー
摂れる野菜はニンジン、タマネギ、ジャガイモ。アサリやミルクも含まれるので、一緒にタンパク質と鉄分、亜鉛も摂取でき、冷え予防にもなるでしょう。
●野菜が摂れる餃子スープ
摂れる野菜はニンジン、ほうれん草、タマネギ。餃子や卵もいただけるので、タンパク質補給はもちろん、満腹感も得られるでしょう。
●豚汁
摂れる野菜はネギ、ニンジン、サツマイモ、もやしなど。豚肉からビタミンB群が摂れるので、疲れやすい体の回復にいいでしょう。
●フォー
摂れる野菜はパクチー、ニンジン、タマネギ、もやしなど。鶏肉でタンパク質、米麺で炭水化物も摂取。一皿で五大栄養素が摂れ、栄養バランス抜群です。
●スンドゥブ
摂れる野菜はほうれん草、ニンジン、タマネギなど。卵や海老も入っていて具だくさん。生姜、ニンニク、唐辛子といった香辛料はエネルギーを燃やしてくれるので、新陳代謝もよくなるでしょう。
●カボチャスープ
摂れる野菜はカボチャ、タマネギ、パセリ。カボチャは加熱すると炭水化物化するので満腹感も得られ、体が温まるでしょう。

 

「ハーバード式野菜スープ」は確かに健康的ですが、が毎日続くと飽きてしまいそうですよね。そんなときにこそ、機能成分はそのままに外出先でも理想に近いスープをいただけるよう、上のメニューを参考にしてみてください。

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