68.7%--睡眠に問題を抱えている人の割合《気になる数字》

 


武田薬品工業の「ライフスタイルと睡眠に関する意識調査」によると、睡眠に何らかの問題を抱えている日本人が68.7%に上ることがわかった。これは20~60代の全国男女計6000人を対象に、今年2月に実施した調査で、「夜中に目が覚める」や「熟睡感が得られない」、「日中眠くて仕方がない」といった問題のいずれかに当てはまる人の割合である。

 

睡眠に問題がある人の生活スタイルを見ると、「寝る前や深夜にテレビを見たりパソコンを利用する」が67.4%と最も高い。「起床時間が平日と休日で2時間以上差がある」が38.3%、「日付が変わる前に布団に入らない(入れない)」も30.0%いた。こうした夜型のライフスタイルが体内時計を乱し、ストレスなどからくる従来型の不眠とは異なる「現代型不眠」を増加させている懸念を内村直尚久留米大学医学部教授は指摘する。

「体内時計」という言葉については、睡眠に問題がある人の80.8%が「聞いたことがある」という。にもかかわらず、「意識している」あるいは「やや意識している」人は計29.1%にとどまる。また、睡眠に問題があり、しかも睡眠について悩んでいる人の59.0%が「特に何もしていない」と答えている。言うは易く行うは難し。快眠や熟睡を得るための生活改善への取り組みには、まずはきっかけ作りが必要なようだ。

(データ事業局「気になる数字」調査班 =週刊東洋経済2012年4月28日・5月5日合併特大号)

記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

 

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