地球科学可視化技術研究所が手がけた、地質標本館の「日本列島の精密立体模型」。地質などに関するさまざまな情報をプロジェクションマッピングにより精細に投影する(写真:編集部撮影)
特集「すごいベンチャー100 2025年最新版」の他の記事を読む
資金調達の二極化に加え、東証グロース市場改革の荒波にもまれる日本のベンチャー。イグジットの長期化を見据えた競争力強化が待ったなしだ。本特集ではスタートアップ業界の最前線を徹底取材した。
[社 名]地球科学可視化技術研究所
[設 立]2016年6月
[代表者名]芝原暁彦、大道寺 覚
[資本金]200万円
[従業員数]2人╱10人
[所在地]茨城県つくば市
大学発
精密な立体模型の上に、ゲリラ豪雨による浸水状況のプロジェクションマッピングが刻一刻と映し出される。「ここは安全な避難所」「川の対岸にある学校は浸水域」といった情報を視覚的に捉えることができる――地球科学可視化技術研究所(以下「地球技研」)が開発した「3Dハザードマップ」だ。3Dに時間軸も加えた「4Dマップ」で、時間経過に伴う変化をダイナミックに再現することもできる。
地球科学の情報を可視化
トピックボードAD
有料会員限定記事



















無料会員登録はこちら
ログインはこちら