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「ベンチャー界隈」で横行するセクハラ問題。過半数の女性起業家が被害に、経産省は初の実態調査開始

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女性の肩に手をかけるスーツ姿の男性
(写真:aijiro / PIXTA)

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資金調達の二極化に加え、東証グロース市場改革の荒波にもまれる日本のベンチャー。イグジットの長期化を見据えた競争力強化が待ったなしだ。本特集ではスタートアップ業界の最前線を徹底取材した。

昨今、ベンチャー業界におけるセクシュアルハラスメント(セクハラ)の深刻な実態が明るみに出始めている。

研究教育機関アイリーニ・マネジメント・スクールの柏野尊徳氏による調査では、女性起業家の過半数が過去1年間でセクハラ被害に遭ったと回答した。

経済産業省も、近く初の実態調査を開始する。来年にも、女性起業家へのアンケートなどを含む結果を公表する見通しだ。

特有の業界体質

セクハラが多発する背景には、特有の業界体質がある。

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