東大生《鬼滅の刃》炭治郎が無限城を落下する速度を暗算→水柱・冨岡義勇のヤバさに気付いた 少しだけ数字が好きになる「手抜き」計算とは
やり方はいたってシンプル。無理やり「×10」を作ってしまうだけ。今回の場合は9.8×5を、9.8×10にしてしまう。でも、これでは計算結果が元の式と違ってしまいますね。2倍も大きな数が出てきてしまうからです。ですから、最後に2で割って、帳尻を合わせましょう。すなわち、
9.8×5=9.8×10÷2
としてしまう。10倍の計算なら、小数点をひとつ右にずらすだけ(もしくは末尾に0を追加するだけ)ですから、簡単です。9.8×10=98を出してから、これを2で割ってあげればいい。
「めんどくさい」なら問を捻じ曲げる
でも、98を2で割るのもちょっとめんどくさい。そんな時、2つ目の「難しい計算から逃げる」が役に立ちます。98÷2や49×60など、「あとちょっとでキリのいい数になるのになぁ」と感じるときは、えいやっとキリのいい数にしてしまいましょう。
例えば、98÷2は100÷2にしてしまう。49×60も50×60にしてみます。これなら、前者は50、後者は3,000と答えやすくなりました。もちろん、ここで計算は終わりません。帳尻を合わせましょう。
98÷2を100÷2にするときには、何をしたでしょうか? 割られる数に、2を足しましたよね。ですから、その分だけ引いてやらないといけません。ただし、2を足しましたが、2を引くわけではないことに注意してください。例えば、2÷2=1ですが、割られる数に2を足した4÷2=2ですよね。同じように、6÷2=3で、8÷2=4と考えると、「割られる数に足した数を、割る数で割った分だけ計算結果からマイナスする」ルールが見えてきます。ですから、50-(2÷2)=50-1=49が答えとなります。
同じように、49×60の方も見ていきましょう。49なんて、とっても惜しい数です。あとちょっとで50になるのに。50になれば、コツ①「10倍を作る」を応用して、×100を作り、楽に計算できます。
それなら、いっそ50にしてしまいましょう。50×60に読み替えてみると、50×60=3,000とかなり計算が楽になりました。ただ、やはりこれでは正確な結果ではない。差し引きプラスマイナスゼロになるよう調整しないといけません。
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