"ミクニ流"家庭料理の極意6つ&市販のルーを使わなくても「30分で作れる」ポークカレー。「食材の力で複雑なコクを出す」ヒントとは?

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ミクニ流家庭料理の極意
毎日作る料理だから悩まず確実においしく作りたい。そのために僕が考える大切な心得を紹介します。どれも難しくはありません。
【その1】まずはレシピどおりに作るべしーー2回目からは家庭の味に育てる
今回の書籍で紹介しているレシピはスタッフと試作に試作を重ねて作りました。何度作っても間違いなく味が決まるよう、工程を工夫し、調味料の量も吟味を重ねています。
まずは提案したレシピどおりの食材で、手順を守り、調味料を指定の量加え、加熱時間を正確にはかって作ってみてください。そして自分の声と家族の声を聞きましょう。
もっと濃いほうが、やわらかいほうが、などなど。次からは自分や家族の好みに合うよう調味し、レシピを育ててください。
【その2】食材は身近でそろえるべしーーいつものスーパーで、旬菜は積極的に買う
書籍の撮影で使った食材は、事務所近くの普通のスーパーでほぼそろえました。肉も野菜も高いものではなく、調味料も一般的なものばかり。ワインも1本数百円のものです。編集者が「本当にこれでいいんですか?」と驚いていたくらい。
その材料でもおいしく作れるようにしたのがプロの腕です(笑)。毎日の料理は食材を買うことから始まります。ここでがんばりすぎないように。ただ旬の食材は積極的に使ってください。味もよいし、その季節の体調を整えるものが多いからです。
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