【スズキ初となるBEVの世界戦略車、価格は399万3000円からスタート】コンパクトSUVクラスの新型BEV「eビターラ」投入、後発からの追撃なるか

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助手席側に配置された急速充電ポート
助手席側に配置された急速充電ポート(写真:スズキ)

一方、急速充電は、フロントフェンダーの助手席側に急速充電ポートを設定。「CHAdeMO(チャデモ)規格」に準拠した急速充電器(スタンド)を利用して充電ができる。充電時間は、X(総電力量49kWh)とZ(総電力量61kWh)の各グレードともに、90kWの急速充電器で約45分(30分で約10%→約65%)、50kWの急速充電器では約55分だ。また、この急速充電ポートは、クルマの電気を電化製品に使うための「V2L機器」、クルマから家へ電気を送る「V2H機器」との接続にも使用。キャンプなどのレジャーや災害時などに、クルマを「走る蓄電池」として使うことを可能としている。

ナビ&コネクト

コネクテッド機能では、独自の「スズキコネクト」にEV向け機能を追加。スマートフォンに専用アプリをインストールすることで、あらかじめ設定した時刻に充電を開始・終了させる「タイマー充電」や、離れた場所からエアコンを操作できる「リモートエアコン」、充電の完了などを知らせる「充電状態通知」、バッテリー残量や充電完了予測時間、航続可能距離などを表示する「駆動用バッテリー情報表示」などの機能を使える。

また、メモリーナビゲーションでは、航続可能範囲表示や充電施設の経由地設定などといったEVサポート機能を追加。スズキコネクトに加入すると、サーバーから最新の地図情報や交通情報、駐車場やEV充電施設の満空情報などを取得して表示することも可能だ。なお、スズキコネクトは、初度検査・登録年月から3年間無料で、その後は有料の契約が必要となる。

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