【スズキ初となるBEVの世界戦略車、価格は399万3000円からスタート】コンパクトSUVクラスの新型BEV「eビターラ」投入、後発からの追撃なるか

走行状況などに応じた特性が選べるドライブモードでは、緩やかな加速などで航続距離を延ばす「ECO(エコ)」、走りと電費のバランスに優れた「NORMAL(ノーマル)」、機敏でパワフルなドライビングを楽しめる「SPORT(スポーツ)」といった3モードを選択可能。また、2WD車に設定する「スノーモード」は、緩やかにトルクを発生させることで、雪道でのスリップを抑制する機能だ(4WD車には未設定)。
さらに、アクセルペダルの操作のみで加減速をコントロールできるイージードライブペダルも搭載。市街地などの渋滞時などに、アクセルとブレーキの各ペダルを頻繁に踏み替える必要のないことで、ドライバーの疲労軽減などに貢献する機能だ。なお、アクセルペダルを離した際に発生する減速度は3段階に調整できるほか、オフにすることも可能だ。
走行用バッテリーと充電方式

eビターラでは、走行用バッテリーにリン酸鉄リチウムイオンタイプを採用。燃えにくいなどで安全性が高く、寿命も長いタイプだ。また、充電は、普通充電と急速充電の両方に対応する。
普通充電では、フロントフェンダーの運転席側に普通充電ポートを設定。車両に付属する充電ケーブルを用いて、自宅駐車場などのコンセントとつなぐ充電や、普通充電器(スタンド)を利用することが可能だ。なお、充電時間は、Xグレード(総電力量49kWh)が6kWの普通充電器で約8.5時間、3kWの普通充電器では約15時間。Zグレード(総電力量61kWh)では、6kWの普通充電器で約10.5時間、3kWの普通充電器では約22時間だ。
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