【スズキ初となるBEVの世界戦略車、価格は399万3000円からスタート】コンパクトSUVクラスの新型BEV「eビターラ」投入、後発からの追撃なるか

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シート表皮は、柄でなく3種類の表皮を組み合わせる。座面などのメイン材にはメランジ表皮、体をサポートするボルスター材にはブラウン合皮、アクセント部分にはパーフォレーション合皮を採用。これらにより、SUVらしいタフさと洗練された印象を両立する。

運転席まわりについて

eビターラのインパネまわり
eビターラのインパネまわり(写真:スズキ)

運転席では、独自の「インテグレーテッドディスプレイシステム」が一際目を引く。運転席側メーターとセンターの各ディスプレイを同一平面上に配置した最新のシステムだ。スイッチ類の多くをディスプレイに集約し、直感的でわかりやすいユーザーインターフェースを実現する。

10.25インチのメーターディスプレイは、走行情報と警告を表示する固定領域と、好みでカスタマイズできる切り替え可能領域で構成する。固定領域には、デジタル車速やシフトインジケーター、ドライブモード、駆動用バッテリー残量計、航続可能距離などを表示する。切り替え可能領域では、アプリ(壁紙)や時計なども表示可能だ。

メーターとセンターのディスプレイを同一平面上に配置した「インテグレーテッドディスプレイシステム」
メーターとセンターのディスプレイを同一平面上に配置した「インテグレーテッドディスプレイシステム」(写真:スズキ)

一方、10.1インチのセンターディスプレイは、オーディオ、ナビゲーション機能に加え、エアコン設定や車両情報を確認可能だ。ナビ、アプリ、メディアなどを表示できるタイルを持ち、好みのタイルを選択すれば全画面表示に切り替わる。また、左右のタブからは「ホーム」「ナビ」「アプリ」「メディア」「エアコン」「車両情報」「電話」「設定」にワンタッチでアクセス可能。タブもしくはタイルを長押ししたままドラッグ&ドロップすると入れ替えもでき、表示スタイルのカスタマイズも可能だ。

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