【スズキ初となるBEVの世界戦略車、価格は399万3000円からスタート】コンパクトSUVクラスの新型BEV「eビターラ」投入、後発からの追撃なるか

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eビターラのボディカラーラインナップ
eビターラのボディカラーラインナップ(写真:スズキ)

車体のプラットフォームには、EV専用に新開発した「ハーテクト-e(HEARTECT-e)」を採用する。特徴は、大型の駆動用バッテリーを搭載可能とすることで、EVとして必要十分な航続距離を確保できること。また、ロングホイールベースにより直進安定性を向上させているほか、大径タイヤによるSUVらしい存在感なども演出可能だ。しかも、タイヤの切れ角を大きくすることで、最小回転半径は5.2mを実現し、コンパクトSUVらしい小まわりのよさも実現する。

ちなみにボディは、重たい駆動用バッテリーを支えつつ、優れた操縦安定性も確保するため、高ハイテン材の使用率を従来の約2倍にアップし剛性を強化。高ハイテン材は、高い強度を保ったまま部材を薄くできることで、車体の軽量化にも貢献している。

インテリア

eビターラのインテリア
eビターラのインテリア(写真:スズキ)

室内サイズは、長さ1980mm×幅1450mm×高さ1140~1180mm。インテリアでは、ブラックとブラウンを基調とすることで上質さを演出することが特徴だ。より具体的には、インストルメントパネルやフロントドアトリムにブラウンのソフトパッドを採用。エアコンルーバー周辺では、ダークシルバーガーニッシュやピアノブラック調の加飾を施すなどで、タフさと洗練されたイメージも両立する。

また、フローティングさせたセンターコンソール、フロントドアとセンターコンソールミドルトレイにはアンビエントライトも備え、ハイテクなイメージも表現。Zグレードにはサンシェード付きガラスルーフも装備し、晴天時などに明るく開放的な室内を作り出すことを可能とする。

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