私のための18坪の家、取り入れてよかったことと"まさか"のこと。53歳で建てた家と暮らしがInstagramで大人気、「おしゃれな暮らし」を夢見て
①お香の香り
住み心地がよいように「全館空調+24時間換気の家」にしました。
あるとき、お香を楽しもうと思っていたら、24時間換気されているため、あっという間に匂いがなくなって、部屋全体に行き渡らなかったのです。たしかに、トースターでパンを焦がしたとき、窓を開けていなくても焦げ臭い匂いが消えていました。

そう考えると、お香の香りが行き渡らないのもわかります。残念ですが、改めて換気がされているんだなあと感心しました。
②漆喰壁
長い間、母屋の2階にある廊下の壁(クロス)の汚れがひどく、コロナ禍の緊急事態宣言中にクロスを剥いで、ホームセンターで購入した漆喰を塗っていました。
このときに、漆喰は壁紙よりもメンテナンスがしやすそうだなと感じました。今回のマイホームに使った漆喰は「スイス漆喰 カルクウォール」というもので、呼吸している素材です。年中快適に過ごせる環境を作ってくれるとか。

ただ床に粉が落ちたり、壁にもたれたり当たったりすると、服が白くなります。一番ショックだったのが、寝室のカーテンの縫い目が漆喰に引っかかり、端が全部ほどけてしまったこと!
半年経ったいまは、あまり粉は落ちなくなったのですが別の問題も! 漆喰の乾燥により、隙間ができてしまったのです。それによって、建具の境目が浮いてきました。とほほ……。
③全館空調にデメリットが……
住み始めて初めての冬。噂には聞いていましたが、「乾燥」は想像以上でした。暖房を入れた途端に顔はパリパリになり、濡れたタオルもあっという間に乾くという有様。
工務店さんから渡されていた「みはりん坊」という熱中症指数計(乾燥指数などもわかる)は、ピーピー鳴りっぱなし! 小さい卓上の加湿器を買ったものの、全然足りず。
急遽ホームセンターに買いに走りましたが、映えを気にしてダイソンにしたらこれも加湿量が足りず。結局、ドデカく映えない加湿器が鎮座することになりました。
④ほこり
気のせいか、めちゃめちゃほこりがたつような気がします。全館空調のせいなのか、気になる箇所が3つあります。
・床下エアコンのフィルター
冷房用のエアコンと、暖房のための床下エアコンの2台を季節に合わせて使用しています。
床下エアコンの排気口は開け閉めができるようになっているので、使わないときは閉めておくとほこりは溜まりません。しかしクローゼットにあるせいかもしれませんが、暖房をつけているときは、すごい勢いでほこりが溜まるので1日おきに取っていました。
・玄関

狭い玄関に扉のついた収納があると、開閉しづらく、可動式の棚も幅を変えるのが面倒で、そのまま使ってしまいそう……。そして予算の面から考えてもシューズクロークの設置をあきらめることにしました。
代わりにニッチ(壁の一部を凹ませ、収納スペースや飾り棚を作ること)にしてもらい、ワイヤーメッシュのロッカーキャビネットを置いて靴を収納することに。
結果、砂などはつかないですが、ロッカーの下にほこりがたまり、ふわふわしています。掃除機で吸うのが一番手っ取り早いので、時々掃除機をかけています。
・吹き抜けやペンダントライト
吹き抜けの窓にあるニッチ部分や柱。高くて届かないし、漆喰のままなので、ざらついていて引っかかります。いまはまだ気になりませんが、そのうち灰色のかたまりになりそうで、心配です。
ペンダントライトのひだが細かすぎてハンディモップでは取り切れず、悪戦苦闘しています。ブロワー(送風機)で飛ばしたらほこりが散らばるし、ここも何かいい方法がないか模索中です。
何はともあれ愛着あるマイホーム
このように、住んでみないとわからないことがたくさんありました。もしかしたら、まだまだ出てくるのかもしれません。「あれ?こんなはずでは……」と思うこともありますが、それでも自分の思い通りの家は、愛着があり、心地よく暮らせる空間です。
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