私のための18坪の家、取り入れてよかったことと"まさか"のこと。53歳で建てた家と暮らしがInstagramで大人気、「おしゃれな暮らし」を夢見て

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①グレーのフロアタイルにしたこと

本当は、本物のタイルにしたかったのですが、予算的に厳しかったのであきらめました。物を落としてヒビが入ったらその部分だけ直すことはできないなど、タイルにしている人からあまりよい話を聞かなかったので、フロアタイルにしてよかったかも。

グレーのフロアタイル
グレーのフロアタイルは傷もつきにくく、汚れも目立ちにくく、何より映えるところが気に入っています(写真:『53歳からのシンプルモダンな暮らし』より)

本物のタイルではないし、床下エアコンが入っているせいか、冬場、裸足でも冷たくありませんでした。そして、なにより質感がよく、傷もつきにくそうです。一番は写真映えがするところ。「おしゃれに暮らしたい」にぴったりでした。

②調光ロールスクリーンをつけたこと

「カーテンは見積もりに入っていないのですが、どうしますか?」と、打ち合わせの終盤に言われたときにはひっくり返りそうになりました。カーテンやカーテンレールが建築費用に入っていないことを、このときまで気がついていなかったのです。

2層のシースルーの生地とブラインドで 3層になっていて透け感がありキレイです(写真:『53歳からのシンプルモダンな暮らし』より)

通常はカーテンをつける人が多いと思いますが、このロールスクリーンが近くの家についているのを見て、「いいなあ」と思っていました。表裏2枚の生地の間にブラインドがあり、優しく柔らかい光が入ります。朝、寝室のカーテンを開けると雰囲気がよく、気分が上がります。普通のカーテンよりも高額でしたが、はじめにいいものをつけておいて大正解でした。

③ほぼ間接照明にしたこと

天井につけた照明はかなり小さいものにしたので、存在感がありません。打ち合わせ前から決めていたペンダントライトや廊下のシーリングライトなどにお金をかけました。

明るさが足りないのではないかと心配でしたが、雰囲気がいいと気にならないことがわかりました。予算の3倍の額をかけてつけた甲斐あって、昼も夜も照明を眺めては、満足して楽しく過ごしています。

間接照明
絶対にこれはつけたいと決めていたアイテムだったレ・クリント「ラメラシリーズ」のペンダントライト。夜も明るさに申し分なしでし(写真:『53歳からのシンプルモダンな暮らし』より)

マイホーム、まさかのこと

お気に入りの家ですが、それでも想定外のことは出てきます。住み始めて2週間が経ったころ、予想していなかったことが起きました。気分よく、毎日快適に過ごしていましたが、「なるほど!」と思うことがあったのです。

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