塾や習い事選びより重要⁉ "東大生の家庭の共通点"からみえる「どうすれば子供の頭は良くなる?」の答え

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
マンガでわかる東大勉強法
マンガでわかる東大勉強法
©︎西岡壱誠

新聞やニュースについての話題を話す家庭かどうか、というのもポイントです。昨今のニュースで言えば、「石破総理が辞任したけど、次の総理は誰になるのだろうね」と家庭で話す習慣があるかどうかは、子供の学力に大きな影響を与えます。

実際、私の知っている東大生の中には、毎日夕食の時間に家族でニュースについて議論していたという人がいました。さらに、東大生の家庭では新聞を購読していた割合が高いことも特徴です。

親が学び続けることが子供の力になる

このように考えると、子供の頭を良くするために必要なのは「親も一緒に学び続けること」だと言えます。親が勉強をしていれば、自然と家庭の中で学びに関する会話が増えます。ニュースや日常生活の出来事を題材にして、親が問いを投げかければ、子供は「考える習慣」を育てることができます。

子供に勉強を強制するのではなく、親が自ら学ぶ姿勢を見せること。これこそが、子供の学力を大きく伸ばす秘訣なのです。

マンガでわかる東大勉強法 増補版
『マンガでわかる東大勉強法 増補版』(幻冬舎)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします
西岡 壱誠 ドラゴン桜2編集担当

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

にしおか いっせい / Issei Nishioka

1996年生まれ。偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で不合格。崖っぷちの状況で開発した「独学術」で偏差値70、東大模試で全国4位になり、東大合格を果たす。

そのノウハウを全国の学生や学校の教師たちに伝えるため、2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立。全国の高校で高校生に思考法・勉強法を教えているほか、教師には指導法のコンサルティングを行っている。また、YouTubeチャンネル「スマホ学園」を運営、約1万人の登録者に勉強の楽しさを伝えている。

著書『東大読書』『東大作文』『東大思考』『東大独学』(いずれも東洋経済新報社)はシリーズ累計40万部のベストセラーになった。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事