パン屋と喫茶店をワンオペで切り盛りする店主
「普通の飲食店とは違う、物語のある店をやりたい」
そう語るのは、大阪市天王寺区にある喫茶・レストラン「トロイカ&リビエラ」の店主、久米一弥さん(65歳)だ。久米さんにとって人生の道しるべとなったのは、いつも“人”との出会いだった。
店はJR・大阪メトロ玉造(たまつくり)駅前、玉造日之出通商店街の一角にある。店頭に自家製パンが並び、奥にはゆったりとした喫茶コーナーが併設されている。
かつては従業員を大勢抱えていたが、10年ほど前からパンの製造・調理・接客・配達すべてを久米さん1人でこなしている。水はセルフサービス。注文・会計は厨房の久米さんに自己申告するシステムで店は成り立っている。


















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