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ジョエル・ロブションが「すきやばし次郎」のカウンターで繰り出した《掟破りのリクエスト》の真意

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  • 西沢 泰生 作家・ライター・出版プロデューサー
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人は、どんなに強い人でも、頭のいい人でも、1人では生きて行けません。ましてやマグロ船のように、大海原など自然に挑む時、人は無力です。だから助け合いが必要なのです。あなたも、困った時には、大いに人に頼ってくださいね!

しつこい怒りが消えてなくなる方法

『トム・ソーヤーの冒険』で知られる作家、マーク・トウェインがまだ無名だった頃のエピソードです。その頃の彼は、原稿をボツにされたり手を入れられると、怒って出版社への「抗議の手紙」を書き、奥さんに「投函しとけ!」と命令していました。

新人のクセに生意気な作家から何度も抗議文が届けば、当然出版社とトラブルになりそうです。

それなのに彼の場合、トラブルはぜんぜんなかったのだそうです。

問題:新人時代のマーク・トウェインが何度も抗議の手紙を書いたにも関わらず、出版社との間でトラブルが発生しなかった理由は何だったでしょう?(ヒント:「彼の本が売れていたから」ですって? 違います。まだブレイクする前の話です)
答え:マーク・トウェインから手紙を受け取った奥さんが、投函しないで全部捨てていたから

奥さん、やるう! ダンナの性格をよくわかっています。実は、奥さんも最初のうちは手紙を出していたのだそうです。でも、途中からハタと気が付きました。

「うちのダンナ、手紙を書くだけで、すでに怒りはおさまっているのでは……」。

そうなのです。飲み屋で上司の悪口を言っているサラリーマンと一緒。「怒り」は吐き出してしまえば、それでもう半分くらいは消えているのです。

やがて、マーク・トウェインも自分の手紙を捨てられていたことを知りましたが、その後は、ただ単に怒りを文章にすることで自分の気持ちをしずめていたそうです。

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【「怒り」や「ストレス」は貯めるだけムダ】

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