ハリウッド俳優も訪れる"奇術の殿堂"で優勝したプロマジシャンMASA MAGIC、神業すぎるマジック習得法や頂点までの道のりを「タネ明かし」

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親元を離れ自由を感じられるアメリカ暮らしが楽しく、「目立ちたがり屋の気質もあった」というMASA MAGICさん。言葉が通じない不安よりも、見知らぬ人たちにマジックを見せて英語を学ぶ喜びのほうが大きく、「今に見てろ、最強のマジシャンになるぞ!」と強気モードで過ごしていたんだとか。プロマジシャンになる方法はわからないままでしたが、やる気と才能で道が開けていきます。

「留学中のある日、友達の誕生会に行きました。会場は街で唯一の日本レストランで、シェフが目の前の鉄板でステーキを焼き、最後にマジックを見せてくれました。友達のすすめで僕もマジックをしたら、驚いたシェフがマネージャーを呼び、“コイツはすごい”と絶賛してくれました。そして“ここで働かないか、君のマジックをお客さまに見せてほしい”とオファーを受けたんです」

トランプ
いつでもマジックを披露できるよう、トランプを常に携帯していると言います(撮影/大塚奨太)

「マジックの道で生きていく」と決意を固めて帰国

高額なアルバイト代を出すなど好条件のオファーでしたが、学生ビザで滞在しておりアルバイト禁止の制約があったため、一旦は断ることに。ですが、英語で会話をしながらお客さまの前でマジックができる絶好のチャンス。考え直し、給料はもらわずに引き受けることにしました。

そのレストランでは、テーブルを回って毎回違う人にマジックを披露するというコンテストに近い形式であり、時には「僕はマジックを見たくない」と拒否する人もいて、実践を重ねることが何よりの学びになったそう。レストランで出会った人のプライベート・パーティーに呼ばれるケースもあり、マジックを見せる機会が増えることで、技も英語力も磨かれていきます。

「ありがたかったです。大学やパーティーでもマジックをして、SNSなどに動画がアップされる機会もますます増えて、ちょっとした街の有名人になりました。マジックがお金になることも徐々にわかってきたので、大学3年生になったころ、“マジックを仕事にしたい”と母に伝えたんです。

当時はスカイプで沖縄の両親とやり取りをしていましたが、“いいと思う。あなたの人生だから成功しても失敗しても自分の責任よ”と認めてくれました。アメリカでのマジック経験で自信がつき、両親にしっかりと気持ちを伝えられたのでとてもうれしかったです」

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