「愛娘に続き、母親も亡くして…」「お前、そろそろ本気出して気入れろ」沖縄No.1芸人の地位を捨て、東京に進出した俳優ベンビーの知られざる挑戦

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ゲストに世界的パフォーマーGABEZ(左:hitoshi、右:MASA)を迎えての独演会
2024年11月、ゲストに世界的パフォーマーGABEZ(左:hitoshi、右:MASA)を迎えての独演会(写真:ベンビー提供)
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沖縄でNo.1ピン芸人として活躍していたベンビーが、突然2024年4月になんのツテもなく東京へ進出した。
齢50にして地位も名誉もかなぐり捨て、最愛の娘の死を受け止めるという大きな試練もあったなかで、覚悟を持って上京し、現在俳優として地道に活動中。
激しく浮き沈みありながらも「世界のベンビー」の実現だけを見て元気に前に進んでいるベンビーの「マインドコントロール術」を探る。
【この記事の前半】
「最愛の娘が突然亡くなって…」「たくさんの景色を見せてあげたい」50歳で地位も名誉も捨てた俳優ベンビーの"強すぎる決意"

五十路にして東京へ上陸「ただただ楽しい」

沖縄ピン芸人として君臨していた五十路のベンビーは、2024年3月31日満を持して東京へ上陸。初めての土地にドキドキどころかワクワクしかなかった。

「東京に住んでみて正直まったく違和感なく、ちょっと人が多いところに引っ越したぐらいの感覚ですね」

決して強がりではなく、ベンビーの顔を見れば一目瞭然で完全に東京に溶け込んで楽しんでいるのがわかる。

沖縄を出るのは23歳にオーストラリアに留学して以来27年ぶりで、国内では初。

本来あってはならない悲痛な出来事を受け止めることで強くなったと言い聞かせ、沖縄とは違う大都会のビル群が溶け込んでいる空を見上げながら言う。

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