ハリウッド俳優も訪れる"奇術の殿堂"で優勝したプロマジシャンMASA MAGIC、神業すぎるマジック習得法や頂点までの道のりを「タネ明かし」

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MASA MAGIC
取材に応じてくれた、沖縄出身のプロマジシャン・MASA MAGICさん(撮影/大塚奨太)

世界を舞台に活躍する、沖縄出身の“すご腕プロマジシャン”、MASA MAGIC(マサマジック)さんをご存じでしょうか?

地元の高校を卒業後、アメリカへ留学して英語を学び、“奇術の殿堂”と呼ばれるハリウッドの会員制クラブ「マジックキャッスル」のプロ試験にトップで合格。2018年には、同所主催のコンテスト『STROLLING MAGIC SHOWDOWN』で日本人初の優勝者に。今年も優勝を勝ち取り、これまで計3回も頂点に輝いています。

今後さらなる高みを目指す彼に、マジシャンを目指したきっかけから、マジック界の“リアル”、マジックの編み出し方、そして今後の野望までを直撃。「子どもたちに夢を与えるマジシャンでありたい」と、自身も周囲もワクワクすることを常に探している彼は、まるで魔法使いのようでした。知られざるマジシャンという仕事の舞台裏を、彼の半生から紐解いていきます。

審査員50人の前で90分にわたるマジックを繰り広げ…

2025年6月にマジックキャッスルで行われた『STOROLLING MAGIC SHOWDOWN』で優勝したMASA MAGICさん。同コンテストには2017年から計6回出場し、3回目の優勝に輝くという快挙を成し遂げました。今年は22人のマジシャンが出場し、審査員50人が着席する26台のテーブルを回ってマジックを披露する形式だったそうです。

「コロナ禍を経て6年ぶりの渡米で、英語力が劣っているのではないか、どんなマジックがトレンドなのかなど、現状がつかめないまま出場しました。審査員の投票で点数が決まるので、1人ずつを驚かそうという気持ちでコインやタバコを使い、至近距離でマジックを見せたんです。

90分間という時間制限もあり、1テーブルにかける時間は2〜3分が基本。“終了10分前”のラストコールでまだ残り10テーブルくらいあったので、まとめて見せるスタイルに切り替えました。最後は駆け足になってしまいましたが、湧き起こったスタンディングオベーションから、優勝の手応えはありました。1からスタートする気持ちで臨んだコンテストで優勝できて、とてもうれしかったです」(MASA MAGICさん、以下同)

自分の技に自信はありつつ、開始前はとても緊張したものの、「リラックスして楽しめばいい」という先輩マジシャンの声かけで、平常心に戻れたとのこと。地元・沖縄の“あるテクニック”も勝利の決め手になったそうです。

「各テーブルを“ゆんたくしながら楽しく回ろう”という気持ちになりました。“ゆんたく”とは、沖縄の言葉で『おしゃべり』という意味。固くなりすぎず、相手と目線を合わせられる距離感にしたのも、マジックが見やすくてよかったかもしれません」

MASA MAGIC
時には観客の手を取りながら丁寧にマジックを披露するMASA MAGICさん(撮影/Stevo Rood)
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