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「から揚げの天才」の栄枯盛衰から数年、ワタミが「サブウェイ」とともに拡大を狙う店の”正体”。日本流・新スタイルの出店も実力は…?

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  • 大関 まなみ フードスタジアム編集長/外食ジャーナリスト
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平日昼限定のランチメニューは990~1350円(税込、店舗により内容や価格は異なる)ほど。物価が上がる昨今、渋谷の真ん中でゆったり座って1000円を切るランチがあるのはなかなか貴重だ。

注文した「グリルドチキン・レモンステーキ」1100円。チキンステーキに付け合わせの野菜、ライスにダメ押しのポテトまでついてボリュームは十分。ステーキはアメリカ的な大味(筆者撮影)
180円でセットドリンクがつけられる。数種類あるドリンクからおかわり自由とのこと。写真はアイスティーでグラスは大きめ。2杯飲めば元は取れる気がする(筆者撮影)

空間も、100坪以上あるだけに席間はゆったりとしていて落ち着いて食事が楽しめる。混んでいたとしても隣のお客が気にならない間隔はある。渋谷の真ん中ではなかなか貴重な空間だ。筆者の訪問時は外国人客も多かった。

ランチメニュー以外には、お酒に合うおつまみやカクテルなどが充実しており、ディナーでも使い勝手がよさそうだ。ノンアルコールのドリンクやモクテルの種類も豊富だ。誕生日などのお祝い利用にも力を入れているようだ。

20代への認知拡大が成功のカギか

筆者の感想としては、20代の若い層により認知が広まればもっと売り上げを拡大できそうな余地を感じた。赤と白のストライプのロゴなど、アメリカンポップなテイストは一周まわってレトロ感があり、SNS映えして若い女性に好まれそう。ノンアルが充実しているのもお酒を飲まない最近の若者には嬉しいのではないか(最近の若者が本当にお酒を飲まないのかの真偽は置いておいて)。ディナーの客単価は2700円と、ちょっとしたハレの日に使うならそこまで高くない。

しかしTGIフライデーズの客層は、店舗の立地によるところは大きいが、全体で見ると40代が最も多いのだという。料理はアメリカらしい濃いめの大味で、どちらかというと若者に好まれそうに感じたので意外だ。そこで、現在来ている40代にプラスしてより若い層も取り込めば盤石な売り上げが見込めるのではないか。

今後、TGIフライデーズがどのような展開を見せるのか、注視していきたい。

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