東洋経済オンラインとは
ビジネス

「から揚げの天才」の栄枯盛衰から数年、ワタミが「サブウェイ」とともに拡大を狙う店の”正体”。日本流・新スタイルの出店も実力は…?

9分で読める
  • 大関 まなみ フードスタジアム編集長/外食ジャーナリスト
2/6 PAGES

TGIフライデーズのコンセプトは「In Here, It’s Always Friday.-ここでは、毎日が金曜日」と、なんとも景気のいいフレーズだ。アメリカらしいパーティー感やエンタメを売りにしたカジュアルダイニングとして親しまれている。

実はアメリカ本国のTGIフライデーズは2024年に破産申請をしているが、日本での運営には影響はなく変わらず営業している。国内では渋谷、池袋、上野など都内を中心にターミナル駅周辺、もしくは東京ドームシティやお台場アクアシティなどのショッピングモールに計13店舗(今回の新店舗含む)ある。

TGIフライデーズの特徴のひとつに、店内の広さがある。いずれの店舗もおよそ100坪以上、天高は3.5メートル以上の大箱である。これはTGIフライデーズ本部からの指定で、この大きさ以上であることが出店条件になっているそうだ。

新店舗は大きさも投資額も従来のハーフサイズに

さて、この度オープンした新店舗は「TGIフライデーズ 神奈川芸術劇場店」。みなとみらい線の元町・中華街駅からほど近い神奈川芸術劇場内に8月8日、オープンした。

元町・中華街駅を出て、中華街を横目に進むと現れる「TGIフライデーズ 神奈川芸術劇場店」(筆者撮影)

コンセプト、メニューなどは既存店と変わらずだが、異なるのは物件の大きさだ。今回は50坪。あれ?「100坪以上」という本部指定の大きさに足りてないじゃないか……と思ったが、これはワタミが本部と協議して実現させたのだそう。

ワタミとしては、このコンパクトサイズの店舗を軌道に乗せることで今後の展開可能性を広げたい狙いだ。

次ページが続きます

3/6 PAGES
4/6 PAGES
5/6 PAGES
6/6 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象