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【行ってみた】「広告が盛りすぎ」「プレミアムパスがないと楽しめない」と批判も…実際どうなのか?《ジャングリア沖縄》が炎上した根本原因

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  • 西山 守 マーケティングコンサルタント、桜美林大学ビジネスマネジメント学群准教授
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インフルエンサー・マーケティングの有効性がなくなったわけではないが、以前に増して細心の注意を払う必要性が高まっている。

いまは、芸能人よりも稼いでいるインフルエンサーも少なくないが、彼らを「特権階級」として扱うことは、マーケティング上は得策ではないように思える。

四輪バギーに乗って、ジャングリア内の自然を探索できる「バギー ボルテージ」(筆者撮影)

「大阪・関西万博」の炎上とは“似て非なるもの”

このたびのジャングリア沖縄の炎上は、「大阪・関西万博」の炎上と比較されることも多いが、似て非なるものだ。

大阪・関西万博は、開幕前から批判が多く、事前の期待値が高かったとは言いがたい。

開幕後も、運営上のトラブルやパビリオンの待ち時間に対する批判はあったが、実際に行った人々から「楽しめた」「行く価値がある」という声が出てきた。

メディアも万博の内容や集客に関する報道を行う中で、世の中の論調が少しずつポジティブなものに変わってきている。

ジャングリアについては、事前に形成されたイメージと実態に乖離があるという認識は広がりつつある。

しかし、現時点でも来訪者の不満は解消されているとは言いがたいし、そうした中で、安定的な集客が図れるかどうかは今後の課題となるだろう。

それでも連日、チケット争奪戦が繰り広げられているジャングリア(筆者撮影)

加えて、6月末に森岡氏と彼が率いる「刀」に対する批判的な報道がNewsPicksから出され、「公金の使い道として適正だったのか?」という議論も起きている。

「悪名は無名に勝る」というのは事実だが、悪名を「名声」へと戻していかなければ、ジャングリア沖縄の長期的な維持、発展は望めないだろう。

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