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【行ってみた】「広告が盛りすぎ」「プレミアムパスがないと楽しめない」と批判も…実際どうなのか?《ジャングリア沖縄》が炎上した根本原因

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  • 西山 守 マーケティングコンサルタント、桜美林大学ビジネスマネジメント学群准教授
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実際に行った感想としては、楽しめたのは事実なのだが、広告をはじめとするプロモーション活動と実態のギャップの大きさも実感せざるをえなかったのもまた事実だ。具体的なレビューについては、別記事で改めて論じたいと思う。

さて、ジャングリア沖縄の主なPR・宣伝の展開は主に下記の3つである。

・広告
・メディア報道
・インフルエンサー・マーケティング

「広告が盛りすぎている」というのは、筆者も感じたところだが、開業2日後にジャングリアに行った友人も同様の意見だった。

実際のジャングリアは広告ビジュアルにあるほどには、パノラマダイニングやスパからの眺めはそこまでよいわけではないし、ダイナソーサファリでは恐竜が追いかけてきたりもしない。

巨大な恐竜が見えるも……追いかけてはこない(筆者撮影)

広告が期待値を上げすぎてしまっていたというのは、間違いなくあったはずだ。ただし、こうした広告での「過剰演出」はファンタジーを売りにするテーマパークでは、程度の差こそあれ、常套手段といえる。

裏目に出た「インフルエンサーの投稿」

広告に加えて、メディア報道やインフルエンサーの投稿との相乗効果も大きかった。

メディア報道については、森岡毅氏に関するものと、テーマパークそのものに関するものがある。

前者に関しては、森岡氏の才能やカリスマ性が強調されていた。後者に関しては、開業前の期待感や、テレビ番組などでの施設紹介があった。

広告と実態のギャップはありそうだということは、テレビ番組を見ていると何となく察しがつく。メディア報道は、本テーマパークの「リアルな体験価値」を醸成するのに寄与したといえる。

この点については、インフルエンサーの投稿も同様だ。ただし、インフルエンサーについては炎上の大きな「火種」となってしまった。

この開放的な空間は確かに気持ちがいい(筆者撮影)

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【開園早々に整理券の配布が終了】

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