「真夏でも編み物」、秋冬のイメージ一新。夏でも簡単に「あみこもの」デビューする人が増加中?人気編み物作家が紹介「韓国発キラキラ毛糸」

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最近では、100円ショップなどでも「たわし用ヤーン」や「キラキラ毛糸」といった名前で販売されており、すぐに売り切れてしまうほどの人気ぶり。私も、見つけたら迷わず購入しています。

この毛糸のいいところは、シンプルな編み方でも、素材の存在感だけで十分“映える”こと。

実用的なエコたわしとして使ってもいいのですが、私はどちらかというと、バッグなどのアクセントとして取り入れるのが好きです。たとえば、正方形や丸型のモチーフ編みなどベーシックな形でも、ラメのキラキラ感がアクセントになって、存在感のある小物に仕上がります。

小物類
丸型やハート、星など、好きな形に編むだけでもかわいさ抜群です(写真:筆者撮影)

さらに楽しみたいのが、異素材との組み合わせ。たとえば、コットンやアクリル毛糸と一緒に編んで、素材感の違いを活かすと、作品に立体感や遊び心が生まれます。

モチーフの一部にだけスセミ毛糸を使うのもおすすめ。キラキラがより引き立ち、かわいさもぐっと増しますよ。初心者の方は、まずは小さなモチーフから挑戦してみましょう。コースターやバッグのワンポイントなどにしても、間違いなくかわいく仕上がります。

シンプルなバッグ
シンプルなバッグも、スセミ毛糸で編めばこんなに素敵に。夏らしさも満点(写真:筆者撮影)

水に強くて速乾性あり! 夏アイテムとの相性も抜群

スセミ毛糸のもう一つの魅力は、水に強くて乾きやすいこと。もともとたわし用として使われる素材なので、濡れても気にならず、水遊びグッズやビーチアイテムなどとも好相性です。

ペットボトルフォルダー
スセミ毛糸とビーズを組み合わせて作ったペットボトルフォルダー(写真:筆者撮影)

ただし、万能素材というわけではありません。ポリエステル製で糸にコシがあるため、作品によっては「ガサガサした質感」が気になるという一面も。帽子や衣類など、肌に直接触れるようなアイテムには不向きかもしれません。でも、工夫次第で使い方の幅は広がります。

たとえばバッグなら、持ち手の部分だけをコットン糸にするなど、異素材をうまく組み合わせると、見た目も使い心地もぐっと快適になります。

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