映画『国宝』『鬼滅の刃』ヒット映画の上映時間が“超長い”理由 年間60本映画館で鑑賞する私の、長時間映画を快適に見る「基本のキ」も紹介

ここ最近、上映時間が3時間前後の長い映画が多い。見応えはあるものの、観客にとって一定のハードルがあるのも事実だ。
本編前の10〜15分の予告編を含めれば、3時間を超える上映時間となり、トイレの心配のほか、集中力が切れて睡魔に襲われる危険性も潜む。そこで、そんな長時間映画をできるだけ快適に観るための「基本のキ」を伝授する。
3時間の映画が増えているのはナゼ?

いま話題の『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』は2時間35分、『国宝』は2時間55分。
洋画実写上半期No.1のトム・クルーズの『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は2時間49分、9月19日公開の邦画大作『宝島』は3時間11分。
今年だけでも、長時間上映の大作映画がこれだけ目立ち、いずれも大ヒットしている(『宝島』は大ヒットが期待されている)。
近年を振り返っても、2023年の『オッペンハイマー』3時間、2022年の『THE BATMAN-ザ・バットマン-』2時間55分と『RRR』3時間2分、2021年の『ドライブ・マイ・カー』2時間59分など、小規模映画を除いた大手映画会社の大作だけでも枚挙に暇がない。
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