「スタンプのセンスない!」「ここでw使う?」35歳女子の見合い相手への不満――真面目で誠実な女性ほど婚活をこじらせやすいワケ

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しかし、生真面目で優秀な女性ほど、自分のなかにきちんとした常識があり、それを物差しにして、いちいち「正しい」「間違っている」とジャッジをしていく。そんなことをしていたら、満点を取れる男性なんて永遠に現れない。

結婚できるのは「ま、いっか」の達人

スムーズに結婚していく女性は、些細なことは気にしない。「ま、いっか」と流せる。いい意味でのいい加減さがあり、「あら、そんなつもりじゃなかったのね」と、笑い飛ばせる余裕がある。

たとえその男性が多少抜けていたとしても、失礼な言動をしたとしても、「ま、私がしっかりしていれば、いっか」「そういうつもりで言ったのね」と、見方を変えて、楽しく関係を築ける方向にお付き合いを修正していく。

また、婚活で結果をなかなか出せない生真面目で優秀な女性たちが、決まって言うセリフがある。

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「もう何人もの男性とお会いしてきました。このまま婚活を続けていて、私は、本当に自分が好きになれる相手に巡り会えるのでしょうか?」

それはきっと、「好きになれる相手に巡り会えない」のではない。むしろ彼女たち自身に、“誰かを好きになる力”や、“恋愛へと踏み出す能動性”が育っていないのかもしれない。

筆者は、そんなふうに感じている。

鎌田 れい 仲人・ライター

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かまた れい / Rei Kamata

雑誌や書籍のライター歴は30年。得意分野は、恋愛、婚活、芸能、ドキュメントなど。タレントの写真集や単行本の企画構成も。『週刊女性』では「人間ドキュメント」や婚活関連の記事を担当。「鎌田絵里」のペンネームで、恋愛少女小説(講談社X文庫)を書いていたことも。婚活パーティーで知り合った夫との結婚生活は19年。双子の女の子の母。自らのお見合い経験を生かして結婚相談所を主宰する仲人でもある。公式サイトはコチラ

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