羽田空港に上陸したアメックス「最上位ラウンジ」がスゴすぎた!"幻の和牛"に"西陣織の狛犬"… 思わず脱帽した《和のおもてなし》に秘めた狙い

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羽田空港にオープンしたセンチュリオン・ラウンジ
羽田空港にオープンしたセンチュリオン・ラウンジ(写真:筆者撮影)

7月16日、羽田空港第3ターミナルの4階に、アメリカン・エキスプレス(アメックス)のカード会員専用の空港ラウンジ「センチュリオン・ラウンジ」がオープンした。アメックスの上級会員向けのプレミアムなラウンジをさっそく体験してきた。

【写真21枚】年会費16万5000円以上のカード会員しか入れない超絶アート空間で味わう「幻の牛を使ったメニュー」や「オリジナルカクテル」とは?

コンセプトは「ジャパンブルー」

羽田のセンチュリオン・ラウンジのコンセプトは、日本の染色技法である藍染めから生まれたジャパンブルー。深みのある藍色は、テキスタイルや壁紙など、ラウンジの随所に用いられている。

なかでも印象的だったのは、ライブキッチンやバーエリアの柱に施された鱗模様のセラミックタイルだ。日本で古くから用いられている模様だけに、歴史と重厚さ、優雅さが感じられた。

バーエリアの柱に施されたジャパンブルーの鱗模様
バーエリアの柱に施されたジャパンブルーの鱗模様が印象的だった(写真:筆者撮影)

ラウンジ内には、日本人アーティストによるアート作品が随所に展示されている。世界各国のラウンジにはアメリカン・エキスプレスのマスコットである犬「サー・チャールズ・フロスティ・ブルー」の絵が飾られているそうだが、羽田では神社の狛犬となり、西陣織で表現された。

松本沙希氏の作品。西陣織で表現されている
松本沙希氏の作品。西陣織で表現されている(写真:筆者撮影)

遠くから見ると絵に見えるが、近寄ると織物であることがわかる。これはイラストレーターの松本沙希氏による作品だ。

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