誰より早く出社、“1人3役”でヘロヘロ…「3000人アンケート」でわかった今どき管理職の実態

(写真:tadamichi/PIXTA)
仕事量と責任は激増、なのに賃金上昇は限定的。管理職の仕事の“罰ゲーム化”が深刻になっている。そのわなから抜け出すためにできることとは。『週刊東洋経済』8月2日号の特集は「脱・管理職罰ゲーム」だ。
最大の処方箋は「報酬引き上げ」
東洋経済が「管理職」に関するアンケートを実施したところ、3000人を超す回答があった。
一般社員は、責任と仕事量に比して報酬増が見合っていないことを嫌がる声が目立つ。
管理職からも、責任に報酬が見合わない認識に加えて、価値観の異なる部下の扱い方に難儀し、プレイングマネジャーとして部門の成果も求められ、達成できなければ経営層から責任を問われる、という理不尽さを嘆く声が多く寄せられた。

(出所)東洋経済のメルマガ読者を対象に6月下旬から7月初めにかけて実施したアンケートに基づく。総回答者数は3053(うち一般社員は949、管理職以上は2104)
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