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「ズレている」が最強の武器になる時代 世界のリーダーが実践する“ユニーク思考”の正体

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  • 池田 貴将 オープンプラットフォーム代表取締役
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頭では理解できていても、自分の意思に従い、ユニークな行動を取ることは決して容易ではありません。「やってみたい」と感じても、経験がなければ“不安”で踏み出せず、「やるべきだ」とわかっていても、“面倒くささ”に負けて腰が上がらず、「できるかもしれない」と思っていても、“プレッシャー”に気圧されて手を挙げられません。

人は成熟するほど、「まともに振る舞おう」「損のないように行動しよう」と考えるようになります。その結果として、行動や決断に制限がかかってしまうのです。こうして私たちは「自分の意思で行動している」と思いながら、実際は「自分の感情」に支配されていることが少なくありません。

確かに、次の行動を決めているのは、「そのときの感情」である場合が多いです。しかし、多くの人はその「感情」について深く考える機会を持ちません。

「感情はそのときの状況に左右されるものだ」と半ばあきらめているためかもしれません。もしそうであれば、私たちの人生の多くは、状況に流されるままになってしまいます。しかし、実はそこにこそ人生の面白さがあります。

「感情」の動きを捉えて自分を動かす力にする

『ユニークな行動を取れる人がいつも考えていること』(サンクチュアリ出版)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

感情と行動の間には、よく非合理的なトラップが潜んでいます。このトラップに気づくことさえできれば、「眠いとき」「寒いとき」「空腹のとき」と同じように、適切な対処が可能になります。それらに正しく対処すれば、すべての感情は、「望む方向へ自分を動かす力」として活用できるようになります。そこから、新しい行動や選択が自然と生まれます。

一方でその行動や選択のすべてが、他人の目には「ユニークさ」として映るようになっていくでしょう。

そもそも凡庸な人間など存在しません。唯一無二の知恵と力は、すでに自分の中に眠っているものです。「ごく普通の自分」と、「ユニークな自分」は、1本の線でつながっている存在です。

人はいつでも、自分という存在の面白さと力強さに驚き、深い感動を味わうことができるのです。

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