「アイドル年齢が"精神寿命"を超えて…」「"イラストの力"で推しが増えて…」ヲタクを描いた鹿目凛のアイドル人生

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2016年には漫画の連載を持ち、あの憧れていたでんぱ組.incのグッズイラストを担当することになる。憧れがSNSに投稿したイラストにより、限りなく現実に近づいた瞬間だった。

イラストを描いてから「推しカラー」が増えていった

所属グループは「ベボガ!(虹のコンキスタドール黄組)」と名前を変え、グループごと事務所を移籍するなど紆余曲折あったが、川崎クラブチッタでワンマンライブを成功させるなど、人気、知名度共にこれまでの規模からどんどん大きくなっていった。

「イラストを描いてから、ヲタクがいっきに来るようになって。それまではグループ内でも、私のチェキ列は全然なくて。でもイラストの力で私(推しカラー)の黄色いサイリウムが増えていったんです。

ただ歌って踊るライブパフォーマンスだけじゃなくて、自分の強みを活かすことによって、道筋っていうのが現実的に見えてきました

イラストが鹿目のアイドル人生を大きく飛躍させた。

そして、運命の2017年、鹿目は、ついにでんぱ組.incのメンバーとなる。

ワンマンライブに向けて必死にフライヤー配りをしていたときのイラスト(イラスト:鹿目さん提供)
【この記事の続き】
「家族しか知らない秘密を抱えて…」「とにかくヲタクが大好きです」"ぺろりん先生"鹿目凛の見てきた"アイドルヲタクたち"の真実
松原 大輔 編集者・ライター

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まつばら・だいすけ / Daisuke Matsubara

富山県出身。編集者・ライター・YouTubeプロデューサー。中央大学法学部卒。在学中より故・永谷修氏に師事。大学卒業後、講談社生活文化局にて編集見習いとなる。その後、文藝春秋『Sports Graphic Number』編集部などで編集者・記者を経て、2018年に独立。書籍の企画、編集や執筆活動、YouTubeの動画制作・プロデュース、アーティストマネジメントなどを行っている。

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