「なんでこんな点なの!」「もっと勉強しなさい!」は逆効果…。子どもの成績がアップする"声かけ"の意外なコツ

「中学生になれば勉強する」は幻想だった!?
「中学生になれば、自分で勉強するもの」
親はそう思っていたのに、現実は違った――。
「中学生なのに、まだ『勉強しなさい』と言わなくてはいけないのか……」と頭を抱える親御さんは、決して少なくありません。
「うちの子、ぜんぜん勉強をしなくて困っているんです」
「勉強の話になると、いつも親子でバトルがはじまります」と、悩む親御さんから、私のところにも、毎日のようにそんな声が届いています。
また、自分から机に向かう子でも、テスト前だけだったり、机に向かうものの、途中でスマホをいじったり、ノートを開いたままボーッとしていたりして、「テスト前はあわてて勉強してるようだけど、思ったより点数が取れない……」「テストでは点数が取れているのに、内申点が取れなくて……」と、悩んでいる親御さんもいらっしゃいます。
中学生なら、もう親があれこれ言う必要はないと思われるかもしれませんが、私は、中学生こそ「親の関わり方」が大きく影響する時期だと実感しています。