大人がハマる《アンパンマンナイト》をご存じ? 夜に映画館で『アンパンマン』鑑賞がひそかなブームに! なぜ幼児向けアニメに心奪われるの?

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アンパンマンを支えてくれたのは子どもたち

アンパンマン
世に出た当初は、大人から「顔を食べられるヒーローなんて……」という拒否反応もあったそう©やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV ©やなせたかし/アンパンマン製作委員会2025

もともと「アンパンマン」が世に出た当初は「顔を食べられるヒーローなんて……」と、大人たちの方に拒否反応があったという。だがそんなアンパンマンを支えてくれたのは子どもたちだった。

やなせさんに届いた手紙の中には、東日本大震災後、笑顔を失った子どもが、アンパンマンの絵を見た時にとたんに笑い出し、その姿を見た母親が泣き出してしまった、といったメッセージもあったという。

なぜアンパンマンがこれほどまでに幼児に支持を集めるのか。実はなんでも知っているつもりの大人たちの方が、むしろなにも分かっていないのかもしれない。

壬生 智裕 映画ライター

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みぶ ともひろ / Tomohiro Mibu

福岡県生まれ、東京育ちの映画ライター。映像制作会社で映画、Vシネマ、CMなどの撮影現場に従事したのち、フリーランスの映画ライターに転向。近年は年間400本以上のイベント、インタビュー取材などに駆け回る毎日で、とくに国内映画祭、映画館などがライフワーク。ライターのほかに編集者としても活動しており、映画祭パンフレット、3D撮影現場のヒアリング本、フィルムアーカイブなどの書籍も手がける。

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