尿もれパッドが命綱! 「ママ、二重あごになってる」と言われた時の悲哀…。アラフィフ女性が吐露する「老いるショック」とは

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

そういえば筆者もつい先日、20代との健康度合いの違いを実感させられた。急ぎの仕事があって、徹夜とまではいかないけれど未明までかかって原稿執筆をした時のことだ。

翌日昼間に数時間仮眠すれば復活するだろうと安易に考えていたら、思いもかけず身体のダメージが大きく、数日間、頭痛とだるさが続いた。20代は週2回の泊まり勤務もこなしていたのに。

ここまで体力が衰えているのかと自分でも驚いた。

じつは40代でも、それまでずっと2.0だった視力が急に衰え、近くも遠くも見えづらくなり遠近両用眼鏡がないと生活にも支障が出るようになった時に「老いるショック」を感じた。

ということは、今回は「第2次老いるショック」ということになる。

みうらじゅんさんが生み出した「老いるショック」

今さらながら、「老いるショック」のネーミングの妙を実感した。ちなみに、「老いるショック」は「ゆるキャラ」「マイブーム」などの言葉を生んだ“イラストレーターなど”のみうらじゅんさんの造語だ。

「通販生活」が設立している「老いるショック認定委員会」でみうらさんは、「老いるショック」についてこんな説明をしている。

<「形あるものはすべて壊れる」とお釈迦さまも2000年以上も前に言っておられます。「永遠」は、人間がつくったただの言葉にすぎません。だったら、老いていることを自ら宣言して笑っていこうではありませんか。膝痛とか腰痛とか、老いを感じたところを自らゆび指して「老いるショック!」と、声に出します。クイズ番組『タイムショック』みたく“ショォ~ック”の部分を強調すると、なお陽気でいいでしょう。年寄り自慢を聞かされるのはウザいですが、「老いるショック!」なら周りも嫌な気はしないはずです。老いるショックは“退化”を“進化”に変える呪文なのです>

AERAでも「通販生活」さんにあやかって「老いるショック」の体験談を募ったところ、半日ぐらいで8人が回答を寄せた。

関心の高さを示すのかどうかは分からないが、驚いたのは回答者が全員、アラフィフ女性だったことだ。

次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事