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ライフ #自衛隊員も学ぶ!メンタルチューニング

氷河期世代の中間管理職は「メンタル不調」を抱えている人が多い? 部下のメンタルケアも重要だが、まずは「自分を大事にする事」が必要な理由

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  • 大野 萌子 日本メンタルアップ支援機構 代表理事
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多少わがままになってもいいので、セルフケアで心身ともにゆとりを持てるように心がけましょう。

ロールモデルにならなくても、大丈夫

毎年のようにアンケートによる「理想の上司」が発表されます。

『〈Z世代との壁〉社員のやる気を失わせる上司の一言』(青春出版社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

では、私たちは理想の上司を目指すべきなのでしょうか。

答えはもちろん、「目指さなくていい!」です。私は、ロールモデルはいらないと思っています。

「社内にロールモデルがいないとダメ」というようなことを言われることがあります。これもキャリアコンサルタントの1つの意見かもしれませんが、そもそも上司とは時代が違うという点で、同じようにするのは難しいのではないでしょうか。

たとえば営業で「1日何件でも、足を使って回れ」「顔を見せてなんぼ」なんて、時代遅れもはなはだしいですよね。時代背景が違えば、同じことはできません。仮に同じことをやったとしても、周りからの評価は今と昔ではまったく違ってきます。

すばらしいロールモデルがいたとしても、その人と自分は性格も違えば、育ってきた家庭環境も違います。むしろ、ロールモデルがいることで「あの人は成功したのに、私はこれだけやってもうまくいかない」などといったように、マイナスに働く可能性さえあります。

よく、ロールモデルを作りましょう、成功者のマネをしましょうと言われますが、私はそれって本当? と思ってしまうのです。マネをするだけでいいなら、みんな成功者になってしまいます。もちろん、同じ職場に「あの人いいな」という人がいて、参考にするのはいいでしょう。ただ、その人はあなたではありません。あまり傾倒しすぎないことも心に留めておきましょう。ロールモデルに憧れるのはいいですが、大切なのは自分がどうしたいか、なのです。

ロールモデルは、今年の流行色と一緒だと思ってください。つまり、来年には変わってしまうものですし、それを無理に追いかける必要もないのです。

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