"ペット家族化"の時代でも「ペット可の賃貸物件は不足?」、現状を調べてみた。オーナーが感じるペット可物件の《メリットとデメリット》とは

家族の一員としてかわいがっているペットがいても、なかなかペット可物件が見つからない、というジレンマがあるようです(写真:seAsOw / PIXTA)
ペットと一緒に暮らせる「住まい探し」に不便を感じる人は多い。実際、不動産情報サイト「LIFULL HOME'S」の調べによると、最も不便を感じたのは「ペット可の物件数が少ない」こと。賃貸物件の「ペット可」の掲載割合を見ると、徐々に増えているものの2割に届いていないのが現状だ。そこで本記事では、ペット可の賃貸物件の実態について見ていくことにしよう。
「ペット可」の賃貸物件は数が少ない?
LIFULL HOME'S が「ペットとの住まい探しの実態調査」を発表した。まず、ペット可物件の掲載割合を見ると、2025年3月時点では賃貸物件の19.3%だった。2021年3月は12.9%だったので上昇傾向にあるが、2割に届いていないのが現状だ。

(画像:LIFULL HOME'S「ペットとの住まい探しの実態調査」)
クロス・マーケティングが実施した「ペットに関する調査(2024年)」によると、ペット飼育割合は28.6%だというので、この数値と比べるとペット可物件の数はまだ少ないといえるだろう。
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