榮倉奈々はフラットな状態の時に決断をする

次のチャレンジのために大事にしていること

やる気が起きなかったり、イライラして投げ出したくなってしまったり……。心のコンディションを思うようにコントロールできずにいる働く女性は少なくない。そんな時の心のケアについて、「しょうがないですよね、イライラすることもありますよ」と笑顔で応えたのち、こう話してくれた。

「休む、寝るなど、時間を置くのが一番。自分が良くない状態のときに出す答えって、だいたい間違っているか、よくないことが多いので、ストレスがあるときに何かを決めたりはしないようにしています。だからといって、調子の良いときや気分が高ぶっているときに答えを出せばいいというものでもないと思うんです。決断は、浮足立っていない普通のときにするのがいいと思っています。私の場合、お休みを挟むと平坦な感情の日々が戻ってくるので、そのときにいろいろと考えるようにしています」

まとまった休みでフラットな気持ちが戻ってきた

榮倉奈々(えいくら なな)/1988年生まれ、鹿児島県出身。ファッション誌のモデルを経て、『ジイジ~孫といた夏』(04年)で女優デビュー。『余命1ヶ月の花嫁』(09年)で日本アカデミー賞新人俳優賞受賞。『わたしのハワイの歩きかた』『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』(14年)、『娚の一生』(15年)など

今作の『図書館戦争』の撮影が終わった後、久しぶりにまとまった休みをもらった榮倉さんは、海外旅行に行ったり、海に遊びに行ったり、つかの間の休日を楽しんだ。こうしたリフレッシュ期間を経て、撮影で高揚していた榮倉さんにフラットな気持ちが戻ってきたという。

リフレッシュ後、改めて『図書館戦争』のキャンペーンや、新たな仕事に意欲的に取り組み始めた榮倉さんは、「ストレートすぎて直球勝負しかできないところがかわいい」と笠原郁の魅力を語る。多くの人から愛されるヒロインを演じるのは大きな喜びだ。

「原作にはたくさんのファンの方がいて、とても大切にされている作品だと感じています。そんな作品に呼ばれたことは、ありがたいし、うれしいです。さらに、キャストもスタッフも前作と同じメンバーで2作目が実現できたことは、本当に誇らしいことです」

「ちゃんと郁に見えたらいいな」とはにかむ榮倉さん。その笑顔は、ピュアな笠原郁そのものだった。

(取材・文/朝倉真弓 撮影/竹田俊晴)

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