愛用者が語る、「絶妙ファブレット」の選び方 「ポスト・ズルトラ」には、どの製品がベスト?
端子を元どおりに挿し直したのだが、一旦そういうことがあると充電のステータスがおかしくなった。充電ケーブルを外しても、表示上は充電されたままになって、元に戻らない。これでは充電している時に、本当に充電されているのかがわからない。
しかし接触型充電端子は、ちょっと斜めでも磁石でくっついてしまうので、きちんと充電状態にあるかはスマホ側の表示で確認するしかないのだ。一晩置いといて出かけようとしたら、充電されてなくて起動もしないということが何度もあったり、電源を切ったはずなのに永遠に再起動を繰り返したあげくバッテリーが空になるなど、ちょっとこれではダメだということになった。
そんなわけで急遽代わりになるファブレットを探したのだが、6インチ以上7インチ未満という絶妙なサイズのものがない。大抵は5.5インチか、それより大きくなるともう7インチのタブレットになる。
これでは通話はしないので、正直SIMが刺さればタブレットでもよかったのだが、これもまたSIMが刺さるとなると選択肢がない。そんな中、ようやく見つけた唯一の選択肢が、HUAWEIのP8maxであった。
ボディサイズがXperia Z Ultraとほぼ同じ
他の候補としては、同じHUAWEIのMediaPad X2があった。今年のMobile World Congressで発表になった7インチタブレットだが、SIMも入る。ただ日本でまだ販売されていない。すでに中国では売られているようなので、日本でも間もなくではあるのだろうが、いつになるかわからないので待ちきれなかった。
一方P8maxは9月末に発売されたばかりで、ディスプレイサイズは6.8インチ。実質もう7インチと言ってもいいのだが、ボディサイズがXperia Z Ultraとほとんど変わらないのがポイント。高さが3mm、幅1mm大きいだけだ。要するに枠が細いわけである。
一方ディスプレイ解像度は1920×1080で、Z Ultraと変わらない。画面だけ見れば、表示が少し大きくなるわけだ。多くの人にとっては、画面サイズが大きくなればそれだけ高解像度になり、多くの情報量を表示したいと思うだろうが、僕の用途的には文字が小さいのが問題なので、逆にこのスペックの方がメリットがある。
カメラは個人的にはあんまり使ってないので期待してなかったのだが、スペックを見るとソニー製で、メインカメラの方は光学手振れ補正までついている。iPhone 6s/6s Plusと違って4Kは撮影できないが、静止画の画素数は1300万画素で上である。
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