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海底撈、ココス、くら寿司…。“映え”に疲れたZ世代が、大衆チェーン店に求めた新しい共感の形態

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  • 原田 曜平 芝浦工業大学デザイン工学部UXコース教授
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左から新井萌英(國學院大学経済学部経営学科3年)、沖津悠奈(早稲田大学政治経済学部経済学科2年) 、直井ちなみ(青山学院大学総合文化政策学部3年)

Z世代の間では「気まずいほうが逆に盛り上がる」「普段できないような突飛な状況を作り出すことこそ友情の証」という感覚を持つようになっている。

このZ世代の間で生まれている新しく多少恥ずかしいお祝いの方法は、仲間内から「いいね!」を貰える最高の手法となりつつある。笑える、でもちょっと恥ずかしい、でもだからこそやっぱり一生忘れないーー。そんな“気まずさ”こそが、Z世代の間では何よりの贈り物となっているのだ。

「新しい映え」が得られる体験の場を

Z世代の間で流行っているちょっと気まずいシュールな誕生会のレポート、いかがでしたでしょうか?

2017年、ユーキャン新語・流行語大賞で「インスタ映え」が大賞に選ばれましたが、最近まで多くの若者、特に若年女性の生活は”映え”中心に動いていた、と言っても過言ではありませんでした。

ところが、この数年、インスタグラムのサブ垢で親しい友達だけつながる、自分のダサかったり情けなかったりする写真や動画をアップすることがトレンドになってきています。

投稿する写真の加工ができないSNS「BeReal.」の普及も、自然でリアルなありのままの自分を投稿をする風潮の裏返しといえるでしょう。

Z世代は長く続いた「美しい映え合戦」に疲れ始めています。企業は今後、Z世代の心をつかむために、この「新しい映え」が得られる体験の場を提供することが求められているのです。

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