Z世代の多くの若者たちは、TikTokやInstagramのリールなどのSNSに何をどう投稿するかが生活の中での大きな柱となっています。
人にどんな自分を見せたいのか、自分でコントロールすることによって、自己プロデュースをしているのですが、ここ数年の等身大より美しく加工する“映え文化”に疲れ果てている傾向も見られます。
Z世代を中心に流行中のSNSアプリ「BeReal」
そこで2023年あたりからZ世代を中心に流行しているのが、2020年にリリースされたフランス発のSNSアプリ「BeReal」です。
簡単に特徴を説明しますと、このアプリでは1日1回、不規則なタイミングでアプリから通知があり、2分以内に「今何をしているか」を投稿しなければなりません。
通知が届いた瞬間の自分を投稿することしかできず、画像処理のフィルターもかけられないため、かなりリアルな写真を投稿することになります。しかも、正面を映すアウトカメラと、自分を映すインカメラの同時撮影が必須です。広告やフォロワー数の表示もないことから、“映え疲れ”をしていたZ世代には新鮮だったものと推察されます。
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